山下病院の基本理念
患者さんと医療者はパートナーシップ
- 患者さんの人権、主体性を尊重します。
- 個人情報の保護を守ります。
- 我々の医療の成績を公開、患者、家族の皆さんに病状を十分説明、納得していただいた上でお互いが協働して病気と闘います。
- セカンドオピニオンの活用を勧めます。
質の高い医療を安全に
- 我々は絶えず勉強して、消化器病学のエビデンスに基づく最高の医療を安全に行います。
- 安全の敵は慣れとコミュニケーション不足です。我々はいつも緊張感をもち、1回でも多く患者さんの顔を見るように、声を掛け合うように努力いたします。
「心」を大切に
- どんなに優れた医療技術であっても「心」がなければ、凶器になりかねません。我々は患者さんのお役に立ちたいという「心」を最も大切にします。
患者さんの権利
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個人的な背景の違いや病気の性質などに関わらず、必要な医療を受けることができます。
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医療の内容、その危険性及び回復の可能性について理解できる言葉で説明を受け、十分な納得と同意のうえで適切な医療を選択することができます。
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今受けている医療の内容について自分の希望を申し出ることができます。
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他の医療、医療機関に移りたい場合には、その旨をお申し出ください。必要な情報を提供致します。
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医療上の個人情報は保護されます。
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研究の途上にある治療をお勧めする場合には治療の内容や従来の治療方法との違いなどについても前もって十分な説明をします。
医者にかかる10箇条
あなたが“いのちの主人公・からだの責任者”
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伝えたいことはメモして準備
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対話の始まりはあいさつから
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よりよい関係作りはあなたにも責任が
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自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
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これからの見通しを聞きましょう
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その後の変化も伝える努力を
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大事なことはメモをとって確認
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納得できないときは何度でも質問を
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医療にも不確実なことや限界がある
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治療方針を決めるのはあなたです
- 医者にかかる10箇条は1998年厚生省(現:厚生労働省)、「患者から医師への質問内容・方法に関する研究」研究班より発表されたものを参考にしています。