理事長挨拶
山下病院は1901年(明治34年)開院以来、125年以上にわたり、消化器、健診・人間ドック、地域医療に従事してきました。
消化器専門病院として先進の消化器医療を実践するとともに、地域に密着した町の病院として地域の皆さんに「山下さん」と呼ばれ、親しんでいただいています。
私たちは患者さんと医療者はパートナーであるという考えのもと、今後も「200年続く病院」を目指し、伝統と実績を基に日本水準の消化器医療と温かな雰囲気で患者さんを支える医療を提供し続けることを目指しています。
院長挨拶
私は小学校の道徳の時間に岩村昇医師の仕事を学んだことがきっかけで、医師を志しました。岩村先生は貧困と伝染病に苦しむネパールに35歳の時に赴任されました。伝染病の治療予防のためには栄養状態を改善することが必要と考え、医療の提供とともに社会の中に溶け込むことでネパールの住民の平均寿命を改善させました。
医療の果たすべき役割は、時や場所が違っていても、文明がどれほど進歩したとしても変わることはありません。山下病院は地域の中で質の高い医療を安全に提供することを基本理念とし、これからも“心”を大切にすることで職員一同成長して参ります。