部門のご紹介
放射線部は、常勤診療放射線技師13名、内3名は女性技師です。
医療において放射線利用が有効で、安全に運用できるように努力します。
画像診断における「読影の補助」に積極的に取り組んでいきます。
主な認定技師
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胃がん検診専門技師 5名
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胃X線検診読影補助認定技師 1名
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超音波検査士3名
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検診マンモグラフィ撮影認定技師 3名
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X線CT認定技師 2名
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医療情報画像精度管理士 1名
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日本医師会医療安全推進者養成講座終了者 2名
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大腸CT検査技師 1名
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大腸CT専門技師 2名
施設認定
マンモグラフィ(乳房エックス線写真)検診施設画像認定(マンモグラフィ検診精度管理中央委員会)
業務内容
X線TV(テレビ)検査
バリウムなどの造影剤を使用して体内臓器の形態、機能をリアルタイムに映像として観察することができます。平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)を搭載したX線TVを使用しているため、高画質で被ばくの少ない検査、治療が行えます。
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FPD搭載X線TV
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FPD搭載多目的デジタルX線TV装置
検診における上部消化管検査(胃バリウム)
バリウムと胃を膨らます炭酸の粉(発泡剤)を飲んでいただき、食道から胃・十二指腸までの上部消化管を透視で確認しながら撮影します。

多目的デジタルX線TV装置を用いた胆道系検査・治療、肝腫瘍に対する血管造影検査・治療等を医師、看護師とともにチームで取り組んでいます。

超音波検査
検査用のゼリーを塗りプローブ(探触子)を当てて観察します。
高周波数の音波を腹部にあて、臓器の状態を調べる検査です。心臓や肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、乳腺の様子を観察することができます。検査は、X線検査でないので、「被ばく」もなく安全な検査です。造影検査等の最新技術を用いた精密検査も積極的に行っています。
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肝腫瘍の低流速血流画像
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肝蔵,胆嚢,膵臓,血管の超音波画像
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組織の硬さをカラー表示した
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肝腫瘍に対する造影検査
乳腺撮影(マンモグラフィ:MMG)
乳房は柔らかい組織でできているため、専用のX線撮影装置を使用します。乳房を板で挟むため痛みが生じますが、乳房を薄くするほど「被ばく」が減り、きれいな写真を撮影することで、病変の早期発見につながります。検査を受けられる方のご理解・ご協力がとても大切になります。
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斜め横から乳房を挟んで撮影された左右乳房の画像
CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)
- X線を使って体内の横断像を撮影し画像化します。
- 短時間・広範囲・高精密な画像を撮影することができ、体内の様子が詳しくわかり、診断や治療に役に立ちます。
- 当院では、64列マルチスライスCTと80列マルチスライスCT2台で検査を行っています。
- 自動露出機構(AEC)、逐次近似応用再構成という機能を使用し、被ばく低減を行っています。
- 3D医用画像処理ワークステーションを用いた大腸CT、術前シミュレーション等の画像を作成しています。
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64列マルチスライスCT
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80列マルチスライスCT
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腹部造影検査の横断画像
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体を横から切った画像(冠状断画像)
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3D医用画像処理ワークステーションを用いた3D画像
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