毎週水曜日 午前9時~午前12時(予約制) 
担当:消化器内科医長 山下彩子 医師
毎週木曜日 午前9時~午前12時(予約制) 
担当:消化器内科部長 松崎一平 医師

炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease)とは?

大腸あるいは小腸に慢性の炎症、または潰瘍の出来る病気のことで、潰瘍性大腸炎とクローン病に大別されます。患者さんの状態によっては、国の定める特定疾患(難病)による公費負担医療の対象(所得により自己負担が異なります)となります。
どちらも、多くは10代から20代にかけて発症しますが、潰瘍性大腸炎は高齢者でも発症、年々、患者さんの数は増加傾向にあります。

症状と診断

いずれも腹痛、血便、下痢、体重減少等がみられますが、最終診断は大腸内視鏡検査と生検で行われます。

治療

多くは薬物療法で症状を抑えることが可能で、栄養食事の管理が出来ていれば、普段通りの生活を送ることが可能です。しかし、重症化すると入院、外科的手術切除が必要な場合もあります。