臨床研究を実施する場合、原則として研究対象者へ研究の目的や方法などについて説明し、同意を得ることが必要とされます(インフォームド・コンセント)。ただし、臨床研究のうち、診療情報等の情報のみを用いた研究や、診療時に採取・保管された検体を用いた研究に関するものについては、国が定めた指針に基づき、予め研究目的等を研究対象者等に通知又は公開し、研究が実施又は継続されることについて、研究対象者が拒否できる機会を保障する方法(オプトアウト)を用い、研究を実施することが可能とされます。
また、国が定めた指針に基づき、一定の要件を満たしていれば、通知又は公開し、匿名化されている場合は、既存の情報・検体の提供も可能とされます。
公開・オプトアウトを用いた臨床研究は下記の通りです。
ご自身の診療情報・検体を以下の研究に用いること、提供を拒否したい場合は各研究の問い合わせ窓口までご連絡ください。
【消化器内科】
H. pylori 除菌後発見胃癌の範囲診断における 酢酸インジゴカルミン混合液を用いたIEEの検討